京論壇2016社会的正義分科会の議長を務めます、公共政策大学院の馮月です。よろしくお願いします。
活動が開始してから2ヶ月ほどで、少しずつ議論も軌道に乗っており、現在はフレームワーク作りを東大側のメンバーや北京側の議長と話し合っている段階です。今回のブログでは主に社会的正義分科会の議論内容の枠組みを紹介したいと思います。
21世紀の資本論がベストセラーになった2015年、世界レベルで貧富格差の拡大と固定化が深刻化している中でこそ、両国の学生で平等、公正と正義の議論をやるべきだと考えます。
早速ですが、あなたにとって正義とは何ですか。
それに加え、すべての人を一様に扱うことが正義なのか、それとも人の本質的違いに応じて異なった扱いをするのが正義なのかについて議論を深めたいです。(公正&平等、どっちが正義か)
2:マイノリティー問題
アファーマティブ・アクション( 過去から続く差別を是正するための、被差別者優遇の措置)をどう見るか?
以上のようなケースを用いて議論をしていく予定です。社会的正義分科会では各ケースの議論を通して日中の間に普遍的な正義は果たして存在するだろうか、西側が定義した普遍的正義は日本と中国でどれくらい適応するのかについて意見を交わし、メンバーのそれぞれの価値観と国家観の議論を実現したいと思います。 今後とも宜しくお願いします。
(社会的正義分科会のメンバーです)