こんにちは!
グローバリズム分科会議長の尹美来(ユン・ミレ)です。
今回は、今までの勉強会を振り返りながら、私からグローバリズム分科会のメンバーを紹介したいと思います。
新城真彦(教養学部4年)は、 専攻が国際関係論であることから豊富な世界史、国際関係に関する知識を持っています。勉強会でみんながわからないことがあったときは、わかりやすく歴史的・理論的な背景や論点を解説してくれることが多く、とても重宝されています。その他にも、メンバーが議論できるスペースの手配など、事務的なサポートをしてくれています。
浦野湧(経済学部4年)は、うちの分科会のムードメーカーとして活躍しています。シンガポールで1年間交換留学をした彼は、分科会の中でもバランスのとれた観点で、議論が偏ったものにならないようにしてくれています。それはたくさんの異文化交流の経験を持っている彼ならではの強みでもあります。今週の勉強会では、彼が作った日中外交史の資料がとてもわかりやすく、分科会に大きな貢献をしてくれました。
角銅健(農学部4年)は、国際開発に興味を持ち、関連のサークルでも開発経済学に重点を置いて勉強してきました。東南アジアと開発に詳しい彼は、京論壇に入ったことをきっかけに、今まで触れたことのない国際関係論や英語で議論することに積極的で、議論全体に活力を与えてくれています。
湯川利和(教養学部5年)は、アジア・日本研究を専門にしています。中国に高い関心を持っている彼は、今も中国の北京大学で留学をしていて、Skypeなどで議論に参加しています。彼は中国現地の事情をよく知っていて、中国と日本の社会的な違いをよく把握しているので、本番でも日中の間のコミュニケーションのファシリテーターになってくれることを期待しています。
土屋晴香(教養学部2年)は、高山ゼミの活動から、ポピュリズムとグローバリズムの関連性について興味を持ってきました。将来、外交に関わる仕事がしたいと言う彼女は、今はアメリカのバークレーで留学をしています。向こうでグローバリズムとエスニシティに関する授業を取るかたわら、勉強会にも積極的に参加してくれています。彼女は2年生とは思えないくらい優秀で、文献や社会的な概念に対する理解度がとても高い上に、意見を論理的に述べてくれています。
最後に、私がグローバリズムのメンバーを選んだとき最も心がけたことは、メンバーそれぞれが違う興味とバックグラウンドを持つチームにすることでした。メンバーそれぞれ違う強みと関心を持っているので、お互い一人では気づけなかった新しい観点を提供できることを期待していました。そういう意味では、私は留学生としての観点を提供したり、メンバーみんなが発言できるように促す役割を果たせたりしたらな、と思っています。
グローバリズム分科会はこれからも北京大学側のメンバーとも交流をはじめ、夏の本番に向かって準備していきたいと思っています。来週は湯川さんの帰国とともに、中国での話もたくさん聞けることを楽しみにしています。
ではまた。