京論壇2022 所信表明
副代表(財務) 谷聡介
こんにちは。京論壇2022の副代表を務めることになりました、文科一類・新二年の谷聡介です。どうぞよろしくお願いします。さて、新年度早々ブログ記事を書くようお願いされましたので、この記事では、
〇副代表を志望した理由
〇京論壇での役割
〇京論壇をどのような団体にしたいか
について、お話ししたいと思います。よろしければお付き合いください。
まず、副代表を志望した理由についてお話します。私は昨年度、京論壇2021の「国家政策と正義」分科会のメンバーとして活動に参加していました。京論壇での活動は、私にとって本当に意義深く、価値のある経験でした。議論を交わす中で自分の価値観を見つめなおし、あるいは自分がいかに無知であるかを悟り、人間的に大きく成長できたと感じています。一方で、英語で話すことの不自由さや時間の制約によって、議論は満足できるほど尽くすことができず、悔いが残ったのも事実です。そうした思いがあったので、丸山代表から副代表の打診があったとき、迷わず受け入れようと決断するに至ったというわけです。
次に、京論壇での役割について書きます。私の主な役割は財務であり、京論壇の収入・支出の管理です。財務は縁の下の力持ちというべき存在で、活動が円滑に進んでいる間はその仕事が表に出ることはないでしょう。しかし、その一方で、極めて責任の重い仕事でもあると自覚しています。京論壇は多くの機関・団体様のご協賛・ご支援があって、初めて活動を続けることができています。そのため、いかなることがあっても厳密に出納を管理し、つつがなく活動を進め、ご支援に対する責任を果たさねばなりません。その重責を感じ、身が引き締まる思いです。
さて、最後に京論壇をどのようにしたいか、という点についてお話します。財務の活動を通してある特定の理念を実現することは難しいでしょう。そこで、代表やほかの運営メンバーと協調しながらやりたいことについて書きます。私が思う京論壇の理想の姿は、
「開かれた京論壇」
です。以前、京論壇を紹介するwebメディアの記事で、この団体が「秘密結社」と呼ばれたことがあります。しかし、京論壇は秘密結社であってはならないと思います。京論壇が限られた出身・社会階層・性別に閉ざされた秘密の団体になれば、その存在意義は失われるでしょう。東大生に対して広く参加を募り、社会に対して広く議論の果実を発信することが、今年度の活動には不可欠であると感じています。
僕からは以上です。至らぬ点もあるかと存じますが、今年度も京論壇をよろしくお願いします。